エアープランツの室内・室外での育て方のまとめ〜初心者向けストリクタ・イオナンタ・ハリシー・カプトメデューサ・カピタータ・ウスネオイデスなどを育ててわかった大切なポイント〜

数年前からエアープランツを育てています。

私が育てているのはよく初心者にオススメされている比較的育てやすい種類です。

ホームセンターや百均で購入できるものばかりです。

 

ストリクタ

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イオナンタ

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ハリシー

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カプトメデューサ(カプトメデューサエ?)

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カピタータ

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ウスネオイデス

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などです。

数年間ずっと室内で育てていましたが、なかなか上手く育てられず、ほとんど大きくする事が出来ませんでした(>_<)

ところが、この冬から少しずつやり方を変えてみた所、ぐんぐんと大きくなったんです。

*\(^o^)/*ヤッター♪

自信がついたので、最近エアープランツを外に出して育て始めました。

 

今回は、数年間に渡って育てながら体験し、失敗したことから学んだ私なりのエアープランツのお世話の仕方をまとめてみたいと思います。

 

 

〜私が思う育て方の大切なポイント

エアープランツを元気に育てるポイントは4つあると思っています。

 

① 風

② 温度

③ 水

④ 光                

の4つです。

 

③と④は皆さん必ず気にする事だと思うのですが、①と②については知っていてもあまり気にしないで育てているかもしれません。

私も最初はそうでしたσ(^_^;)

しかし、①と②に気をつける様になると、エアープランツは目に見えて元気に育つ様になります。

これには私もびっくりしました。

 

まず、私が特に大切だと思う①と②を詳しく説明したいと思います。^_^

 

①「風(空気が動く事)」が大切な理由

エアープランツは葉が水に濡れた後、乾く時に水を体内に取り込むシステムになっているらしいです。

つまり、水をあげても風のない場所にいると、水がたくさんあっても体の中に効率よく取り込めない事になります。そして、濡れたまま時間が経ってしまい、蒸れて腐ってしまう事があるようです。

なので、水やりの後に風通しの良い所で乾かしてあげると、水をしっかりと取り込むことができるので、見た目にもすぐわかるくらいツヤツヤピカピカ元気いっぱいになります。

 

②「温度」が大切な理由

エアープランツは中南米原産のパイナップル科(アナナス科,ブロメリア科)、チランジア属の植物です。果物のパイナップルの仲間です。

パイナップルでイメージできると思いますが、暖かい土地の植物です。そして、木に着生しているため木陰で生活している植物でもあるので、日本の暑さ寒さには弱いです。

気温は10〜30℃位がいいようです。

冬場になぜか枯れてしまった事がある方はもしかしたら寒かったのかもしれません。

具体的に、快適な温度で育てるために気を付ける事は2つ。

 

1. 置き場所の温度

昼間だけでなく、明け方の温度をチェックしてみてください。冬場の窓際は要注意です。

 

2. 水の温度

水をあげるときに水道水をそのままあげていると、冬場は冷た過ぎて元気がなくなります。これを繰り返していると枯れてしまう事もあります。

冬場に寒い部屋で冷たい水をかけられたら私たちでも辛いですもんねσ(^_^;)

15〜25℃位のぬるめの水をあげて下さい。

給湯器をうまく使うと楽ちんですよ。

 

ちなみに、これらのポイントは、エアープランツと同じように木に着生して育っている胡蝶蘭にも通じます。経験から言うと、冬場の水やりの温度は結構重要です。o(^-^)o

 

では、①〜④のポイントをおさえたお世話の仕方をまとめます。

 

〜置き場所について〜

春〜秋にかけては外に置く事が出来ます。というより、外の方が元気に育ちます。ただし、最低気温が10℃以下にならないよう、寒い時期は室内で管理します。

外の場合、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きます。大きな木にひっかけるのも良いそうです。

日陰に置き場がなく、遮光する場合は30〜40%位の遮光率で。

室内では、直射日光の当たらないレースのカーテン越しの窓辺に置きます。うちはUVカットガラスなのですが、その場合、カーテンなしのガラス越しぐらいがちょうどいい感じかなと思います。これはあくまでも私の感覚ですが…。

そして大切な風を確保するために、窓を開けたり、サーキュレーターで空気を動かしてあげるといいです。ただし、エアコンの風があたる場所は乾燥して干からびてしまうのでNGです。

これで①風②温度④光はクリアです*\(^o^)/*

 

 

〜水やりについて〜

まずは、水のあげ方の説明でよく聞く専門用語を確認しておこうと思います。

 

「ミスティング」 

霧吹きで水を株にかけて水やりをする方法。

 

「ディッピング」 

容器に水を張り、株全体を1〜2分程度水につけて水やりをする方法。

 

「ソーキング」 

容器に水を張り、株全体を数時間水につけて水やりをする方法。

私の感覚だと、月に数回定期的にやる場合には1時間ぐらいで十分だと思います。

長時間水につけるのは定期的にというよりは、水やりが出来ずに乾燥させてしまった場合の緊急対処法という感じです。ただし、長くても8時間後位までには水からあげた方がいいと思います。特に冬場は長時間だと水の温度が下がり、こごえてしまうと思います。

水やりでよく聞く専門用語はこれ位でしょうか。

 

では、具体的な水やりの方法です。

私のやり方は、室内でも室外でもほぼ毎日霧吹きでびしょびしょになるまで水をかけています。一般的には2〜3日に1回のようです。

水道で直接水をかけたり、バケツにためた水にドボンでも、ホースやジョウロでジャーでも大丈夫です。ちゃんと言うと、ミスティングやディッピングです。

 

もちろん外だと雨が降る事がありますが、雨に当たるのは問題ないようです。3日間雨が降り続いたなんて事があっても大丈夫みたいです。

ただし、さすがに梅雨の時期は雨が当たらない場所に避難させた方がいいようですが…。

 

水をかけた後は、外の場合は風がすぐに乾かしてくれるのでそのままで大丈夫です。

室内で乾きづらい環境の場合は株を逆さまにして水をしっかりと切ってあげた方がいいようです。長時間濡れたままだと腐って枯れてしまいます。

 

水やりの時間帯は、春〜秋は夕方から夜間に、冬は暖かい日中にが基本です。

 

肥料ですが、あげなくても大丈夫と書いてあるものもあります。ただ、あげた方が明らかに育ちがいいと思います。

たまに液体肥料を1000〜2000倍に薄めて水やりの代わりにかけてあげるといいようです。

私は液体肥料をバケツに用意し、エアープランツたちをまとめて放り込んで少しの間浸けておくやり方か、霧吹きで吹きかける事が多いです。

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これはバケツに浸けているの時の様子です。

 

これで③水もクリアです。*\(^o^)/*

 

 

私の思う育て方のポイント①〜④をおさえながら説明してみましたが、いかがでしょうか。

長くなってしまってすみませんσ(^_^;)

 

最後に、

あともう一つ、私がなかなか出来ずにいるのは、「できるだけ触らない」という事です。

エアープランツだけでなく、植物全般に言えるそうですが、人に触られる事はストレスになるらしいです。葉の先が枯れていたり、変な風にねじれている株はベタベタ触られている事が原因になっている場合があるそうです。

確かにエアープランツは水やりのために手で運ばれ、毎日の様に触られている事が多いのではないでしょうか。他の植物はこんなに触られる事はないですよね。σ(^_^;)

 

この問題をクリアするために、まず、エアープランツを何かに着生させる(くっつける)事にしました。水やり等で場所を移動する時にエアープランツには触らずに、くっつけているバークチップなどの方を持つようにします。

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そして、そもそもの置き場所を工夫し、移動せずにその場で水やりができるようにします。

でも、これがなかなか難しく、調整中です💧

 

触らない事に効果があるのか、これから見ていきたいと思います。

 

総合的に考えると、一番簡単で効果的なのは自生地の様に外の木にくっつけて育てる事ですね。ある意味当たり前か…💦

 

自生地の環境を想像し、なるべくエアープランツにとって自然に近い環境が整えられるように頑張って工夫していきたいと思います。p(^_^)q

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます😊

 

少しでも参考になる事があれば嬉しいです。

 

 

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